日本人の能力は高い、しかし。。。
なんでこの人、能力高いのに出世しないのだろう??
なんて思ったことはありますか?
あるいは、自分についてそう思っている人がいるかもしれません。
一旦、その人の能力は置いておきましょう。
その人の見た目はいかがでしょうか??
猫背ではないでしょうか??
だらだらのスーツや、色褪せたティシャツを着ていませんか??
いつも疲れてそうな、覇気がない顔をしていませんか??
その人が、出世しない理由は、そう
プレゼンスがないからです。
この本は、「日本人は優秀な人が、プレゼンスがないせいで損している!」
という、著者の危機感をもとに書かれており、私自身も読み終えて、
実際日本人にはそのような方が多いイメージです。
では、プレゼンスとは何か?から始めましょう。
プレゼンスとは何か?ー見た目、立ち居振る舞いetc.
プレゼンスとは、一言で言えば、
印象です。
え!!そんなんで、仕事の良し悪しを決められちゃうの!?
おっしゃる通りです。
しかし、仕事とは、上司が
この人だったら、このプロジェクト任せられそうだな
と思われることが始まりです。
そして印象とは、まさに一番活用される情報源である
ということを認識しましょう。
アロハシャツきた人よりも、スーツを着ている人に仕事を任せたい。
普段どんよりしている人より、なんか明るい人に仕事を任せたい。
と思うのは、人間として当然ではないでしょうか??
よって、積極的に自分の印象を作っていかなければなりません。
どんな人に見られたいかが重要なのです。
注意しなければならないのは、
この本の言葉にもあるように、
プレゼンスは100%他人が決めるもの。
他人基準でどのように見られるのか、
これが重要であることを忘れてはいけません。
とにかく、とことん、どう見られているかを意識せよ!
人は見た目じゃないよ
なんて、思いたい人、思っている人、たくさんいると思います。
自分もその一人です。
しかしそれは、建前。
現実は
見た目もコミュニケーションのうちの一つ、そして最も強力な情報
ということ。
昨今建前と本音を使い分けられない、使い分けようとしない人が
増えてきました。
そういう人は、建前と本音をしっかりと意識した方が、
現実は生き易いということを理解した方がよいです。
もし、人の建前で苦しんでるとか、
ナイーブな感情を抱いているのなら(そんな人に限って自分は建前だらけだと思うのですが)、
今すぐ建前と本音を受け入れることを勧めます。
まとめ:スーツを着たくなったぞ
いかがだったでしょうか。
最後らへん、なぜか少し涙ぐむような感じで、
できない自分を励ましてくれるような本でもあったので、
王道の自己啓発本だと改めて思いました。
ストーリー仕立てで分かり易く、
行動に移すべきことも明確、いかに自分のイメージを作り上げていくかということを
考えるとワクワクもしてきます。
また、著者の具体的な経験談が、実践したくなるものばかり。
私はIT会社に勤めているのですが、
少し上の人間と会う時や本気のプレゼンのときには、
是非スーツを着てピシッと髪型を決めて臨みたいなと、
改めて思った次第です。
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